朝起きれない原因について 睡眠外来で診察を行った中で、よくある医学的な原因として、睡眠の問題、生活習慣の影響、こころの病気、起立性調節障害、低血圧などがあります。 小学生、中学生では、発達障害なども睡眠に影響し、起床困難の理由になる場合があります。 複数の要因が起床困難を引き起こしている場合もあります。
朝がどうしても起きれない 病気?
起立性調節障害とは 起立性調節障害とは自律神経のバランスが崩れて起きる病気の一つです。 OD(=Orthostatic Dysregulation)とも呼ばれ、発症すると、朝なかなか起きられない、立ちくらみ、めまい、頭痛、動悸などの症状があらわれます。
うつ 起きれない なぜ?
病気① うつ病 気分の落ち込みをはじめ、うつ病の症状は、朝に強く出やすいです。 そのため、朝起きられないという症状があらわれます。 重圧やプレッシャーなど、精神的なストレスが発症の引き金になります。
なぜ朝起きるのがつらいのか?
「朝起きるのは、そもそもつらいもの」と言うのは自治医科大学講師の西多昌規さん。 「寝ていたところを起こされると、ボーッとしてしまう。 これは脳の持つ、寝続けていたいという習性(睡眠慣性)が原因です」(西多さん)。 脳の習性であり、朝起きられないからと自分を責める必要はない。
なぜ冬は朝起きれない?
冬は夏よりも太陽光が弱めで、日照時間も短く、覚醒を促進する働きを持つセロトニンの分泌量が減少します。 すると、脳の機能が低下するため、すっきり起きられないと考えられています。