炎症が起こると体は痛みの元となる「ブラジキニン」と痛みを強める「プロスタグランジン」という物質が発生しますが、鎮痛薬はその後者の「プロスタグランジン」の発生を抑えてくれます。 そのため、痛みの初期に我慢して「プロスタグランジン」が大量に発生してしまうと、その後に鎮痛薬を飲んでも、効果が出づらくなるおそれがあるのです。
頭痛薬はなぜ効くのか?
頭痛薬に含まれる成分には、イブプロフェンやアセトアミノフェン、アスピリン(アセチルサリチル酸)、エテンザミドなどがありますが、これらの多くは、プロスタグランジンの生成にかかわる酵素のシクロオキシゲナーゼをブロックし、痛みのメカニズムを抑えこむ働きをします。
薬 効く なぜ?
患部までたどり着いたくすりの多くは、細胞の表面にあるたんぱく質である「受容体(じゅようたい)(レセプター)」と結合して細胞の反応を引き起こし、それが効き目となって現れます。 1つの細胞は非常にたくさんの受容体をもっていて、くすりは、その中から必要な受容体を選択して結合します。
ロキソニンはなぜ効くのか?
痛み・発熱・炎症は、体内で産生されるプロスタグランジンによって発生します。 ロキソプロフェンは、アラキドン酸からプロスタグランジンを生成するシクロオキシゲナーゼという酵素を阻害。 プロスタグランジンの産生を抑制し、痛み・発熱・炎症の症状を抑えます。
ノイロトロピン なぜ効く?
ノイロトロピン注射は、ワクシニアウィルスという安全なウィルスを家兎(ウサギ)の皮膚に注射し、炎症を生じた皮膚組織から抽出分離した非タンパク性の活性物質を含有する注射液です。 この抽出物質は下行性疼痛抑制系という神経機構を活性化する事によって疼痛を軽減する事が知られています。
