痔の治療は肛門科・肛門外科で行います。 近くに肛門科・肛門外科がない場合は、外科または消化器外科を受診してください。 また、気になる症状があったら、まずはかかりつけのお医者さんに相談するのもよいでしょう。
痔とはなんなのか?
お尻の周辺の病気を総称して、「痔」と呼びます。 「痔」は二足歩行する人類の宿命的な病気です。 痔に悩む人は3人に1人と言われ、症状に出ない方まで含めると、成人の半数が痔であると考えられています。 痔には、内痔核・外痔核・裂肛・痔瘻 の4つの種類があります。
出産後の切れ痔何科?
何科に行くべき? 妊娠・出産に伴う痔の相談は、かかりつけの産婦人科へ行きましょう。 必要な治療を提供してもらえます。 手術など、専門の治療が必要な場合は、肛門外科へ紹介をしてもらえます。
おしりのかゆみは何科?
肛門がかゆい原因と治療法 おしりや肛門のかゆみが長期間にわたって続くようなときや、強い炎症やかぶれがあらわれたときは、皮膚科や肛門外科で診察を受けましょう。
血便が出たら何科?
血便が認められた場合はすぐに消化器内科や内視鏡クリニックを受診しましょう。 貧血や腹痛を伴う場合は特に緊急性が高いことが想定されます。 当院では消化器領域の専門医が常に勤務しており、内視鏡検査を含めた専門的な診療の対応を行っております。
痔は病院の何科を受診するのですか?
痔は病院の何科を受診する? 痔の疑いのある場合は、肛門科・肛門外科を受診しましょう。 肛門科や肛門外科には専門医がおり、診断から治療まで一環して行うことができます。 近所に肛門科や肛門外科が見つからないときは、外科や消化器外科でも診察は可能です。
痔の治療には手術が必要ですか?
痔の治療には、薬を使った治療、注射による治療、手術があります。 痔の中でも「痔ろう」は手術が必要になりますが、「いぼ痔」や「切れ痔」では状態によって手術を行わなずに治療が可能です。 実際に痔の悩みがある方の多くは手術の必要はなく、そのほかの治療方法で治療することがほとんどです。 ただし、薬による治療を2~3か月行っても症状の改善が見られない場合や、重度の内痔核、切れ痔、痔ろうの場合は手術が必要です。 病院で処方される痔の治療薬には、痔の症状や種類に合わせて使いやすいように坐薬・塗り薬の外用薬と、飲み薬の3種類があります。 肛門に挿入しやすいようにやわらかい素材でできた固形の薬です。 通常は就寝前に1回使用し、寝ている間に溶けた成分が肛門の痛みを止めたり、止血の効果をあらわします。
痔は女性にとってデリケートな部分なのですか?
「痔」は女性にとってとてもデリケートな部分のトラブルであり、医療機関に行くことに一歩踏み出せないという方も多くいます。 近年では、女性専門の肛門科等も増えてきていますし、プライバシーを重視した医療機関もありますので、気になる症状がある場合は一度受診することをおすすめします。 もう悪化させないために…痔の予防方法を教えてください! 痔になったら、患部を清潔に保ち、便秘・下痢をを引き起こさないようにしましょう。 以上を意識するようにしましょう。 便意を我慢し続けると、必然的に 便秘を引き起こすという悪循環 につながります。 便意を我慢すると、便を感じる圧受容体が鈍感になり、その結果便意を感じにくくなります。 排便時間は長くても3分以内にしましょう。
いぼ痔や切れ痔で手術を行いますか?
いぼ痔や切れ痔で手術を行うのは症状が重度の場合です。 ただし、痔ろうは他の痔と異なり手術をしないと治らず、開放術式や括約筋温存術式、シートン法といった痔ろう根治手術を行います。 痔の手術について、詳しくは関連記事をごらんください。