痔核の治療の基本は保存療法です。 保存療法を行っても出血がひどい場合や脱出によって日常生活に支障をきたす場合は、外来処置や手術を行います。 手術を必要とするのは、痔核の患者さんの1~2割程度です。
痔は治るのですか?
痔の治療は、病院へ行くと手術・切らなければ治らない。 などと思われている方もいるようです。 いぼ痔の場合、実際に手術をする患者様は全体の1~2割程度です。 多くの方は、薬や生活習慣の改善で症状が軽くなります。
切れ痔はどうしたら治るか?
切れ痔治療のほとんどは内服薬、座薬、軟膏等を用いた薬物療法・保存療法にて行われます。 切れ痔は症状が軽度であれば、肛門周辺の皮膚が裂けている状態でも短期間で治ります。 そのため、痛みや出血が少なかった場合、回復したと自己判断して治療を行わない人もいます。
痔は何科に行けばいいの?
基本的には痔の症状を認めれば、まず肛門科を受診することが最適です。
痔 手術 どれくらいで治る?
痔核手術では6~8回程度が目安です。 完治は合併症がなければ1~2ヶ月程度です。 痔瘻手術では、6~12回程度の通院が必要です。 完治は単純痔瘻で2~3ヶ月、複雑痔瘻で3~6ヶ月です。