指しゃぶりは、赤ちゃんの仕草として、とても愛くるしいものですが、不正咬合の原因になることがあります。ただ、指をくわえているだけなのに、なぜ歯並びが悪くなる .
歯並びが悪くなるのはなぜ?
歯並びが悪くなる原因は、遺伝などの先天的な要因と、顎の発育不良や虫歯・歯周病、指しゃぶりなどの悪い癖などの後天的な要因があります。
噛み合わせが悪い なぜ?
舌で前歯を押したり、舌を出すクセがあると、前歯が突出したり、開咬になったりして歯並びや噛み合わせが乱れるリスクが高まります。 歯ぎしりや食いしばりは歯やあごにとても強い力がかかるので、歯がすり減ったり、ヒビが入ったり、噛み合わせが乱れるリスクを負います。
指しゃぶり歯並びいつまでに?
子どもの歯並びに影響する長期の指しゃぶり この結果から、3歳頃までに指しゃぶりをやめることができれば歯並びへの悪影響は少ないと言えます。 逆にそれ以降も指しゃぶりが続いてしまうと上の前歯が傾斜して出っ歯になり、前歯で咬めなくなる恐れがあります。
指しゃぶり 歯並び どうなる?
具体的には、指を吸う力によって上あごの歯列が狭くなる「歯列狭窄(しれつきょうさく)」になり、上あごと下あごのかみ合わせがずれて、上あごの前歯が前に出てくる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)・出っ歯」や、上下の前歯がかみ合わない「開咬(かいこう)」になることがあります。