窒息(ちっそく)とは、主に呼吸が阻害されることによって血液中のガス交換ができず血中酸素濃度が低下、二酸化炭素濃度が上昇し内臓や身体に重要な組織が機能障害を起こした状態をいう。 死亡する場合は窒息死(ちっそくし)といい、鼻や口の閉鎖、異物による気道の閉鎖、溺死、生き埋め、空気中の酸素欠乏などがある。
窒息 なぜ起こる?
窒息の原因は空気の通り道である「気道」が閉塞してしまうことです。 気道とは、口または鼻〜咽頭〜喉頭〜声帯〜気管、気管支〜肺という一連の空間をいいますので、このどこか1カ所でも何らかの異常があるだけでも窒息に陥ってしまいます。
人間 窒息 何秒?
呼吸停止から引き続き心停止になると心臓から脳への血流が停止するため、10~15秒で意識を失い、1分以内に呼吸が停止します。 脳への血流が数分間停止すると、脳に重大な障害が残ります。 胸骨圧迫の目的は、心臓にある血液(酸素)を脳へ送ることです。
窒息死 どのくらいの時間?
呼吸が完全に停止してから3分を過ぎると死亡するおそれがあり、10分たつと生存率は50%、15分を少し過ぎると死亡率は100%になるとされています。 食べ物がのどに詰まって、窒息が疑われる場合は、周囲の人が速やかに対処することが重要です。
どのくらい息を止められたら死ぬか?
人間は呼吸を止めるとどのくらいで死ぬのか。 『医科学大事典』によれば窒息死には個人差がある旨の記述あり。 『日本大百科全書』で〈窒息〉を引くと、致死時間(15分)の記述あり。