脂質や糖質は、摂取すると優れたエネルギー源になりますが、そのエネルギーを消化しきれない場合、多くが中性脂肪となって体内に際限なく蓄積されることになります。 これが典型的な肥満です。 糖分は脂肪酸に変化し、脂質は脂肪酸から中性脂肪(グリセロール)になって、体内に溜まっていくのです。
脂質制限 なぜ痩せる?
脂質は1gあたりのカロリーが高いことから、脂質摂取を制限することでカロリーを減らしやすいという点があります。 高カロリーな脂質を制限することで、ダイエットの原則である「消費カロリー>摂取カロリー」を満たすことができ、脂肪を減らしやすくなります。
脂質太りのダイエット方法は?
ダイエットの際は、肉の脂身、ベーコンやウインナーなどの加工品、マーガリンや揚げ物を控えてみて。 脂肪は魚類やオリーブオイルから摂取し、揚げ物は煮物や焼き物など調理法を変えてみるのが◎。 おすすめの食材は、レバー(豚・牛・鶏)、うなぎ、卵、納豆、牛乳、アーモンドなど、脂肪をエネルギーに変えるビタミンB2を多く含むもの。
何が原因で太るのか?
現代人の肥満は、食べ過ぎ、運動不足に加え、食べ方の異常、遺伝的体質、ジャンクフードの摂取、人工甘味料や添加物の摂取など、様々な原因が考えられます。 食べ過ぎてしまうと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、残ったエネルギーは貯蔵に回されます。 この貯蔵されたエネルギーが体脂肪へ変わり肥満に繋がります。
脂質 摂りすぎ なぜ?
脂質のとりすぎは、血液中の中性脂肪と悪玉コレステロールであるLDL-コレステロールを増加させる一方で、善玉コレステロールであるHDL-コレステロールを減少させ、肥満や脂質異常症を引き起こします。 LDL-コレステロールが増えると血管にたまりやすくなり、動脈硬化につながります。