体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。 その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。 不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。
自律神経が乱れるとどうなるの?
自律神経の乱れから、不安や緊張感が高まり、吐き気や多汗、全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠など、さまざまな症状が見られる病気です。 これらの症状は人によって大きく異なります。 自律神経がバランスを崩すと、臓器にも悪影響を及ぼします。
自律神経の乱れ どんな症状?
自律神経は全身の器官をコントロールしているため、そのバランスが崩れてしまうとさまざまな症状が現れる。 疲れやすい、めまい、ふらつき、のぼせ、冷え、頭痛、耳鳴り、動悸、関節の痛み、便秘、下痢、生理不順、口や喉の不快感、頻尿、残尿感、発汗、肩凝りなど症状には個人差が大きい。
自律神経の乱れはどうやって判断するの?
自律神経失調症診断1よく頭痛やめまい、立ちくらみ、耳鳴りなどになる2胸が苦しくなったり息苦しくなったりする3動悸がしたり、汗がたくさん出る4便秘や下痢、腹痛などが起こりやすい5手や足が痺れたり、震えたりすることが多い6胸やけや胃もたれなどがある7好きな食べ物に対しても食欲がわかない8肩こりや腰痛などで悩んでいる自律神経失調症診断方法とは?診断項目や方法について解説!
自律神経失調 どうしたらいい?
具体的には、抗うつ剤や抗不安薬(安定剤)、睡眠薬などを使用して、気持ちを安定させ、ストレスの緩和を図り、自律神経のバランスを整えながら、めまいに対してはめまいを抑える薬、頭痛に対しては頭痛を抑える薬という具合に個々の症状を抑える薬を併用していきます。