これは自分の意思に反して体の一部に過剰な筋緊張が入るため、異常な姿勢(肢位)をとったり、スムーズな運動が妨げられる不随意運動です。 それが手に起きる場合、「手のジストニア」といい、特に書字に際してのみ出現する場合、書痙(しょけい)といいます。
何もしていなくても手が震える?
静止時振戦は、何もしていない時、筋肉が緩んだ時に出る振戦で、手を動かすとふるえ自体は止まるというふるえです。 このタイプのふるえを生じる代表的な病気はパーキンソン病です。 パーキンソン病は、脳内のドーパミンというホルモンが減少していくために、静止時振戦や動作緩慢、バランスの障害などを生じてしまう病気です。
手が震えて字が書けない 何科?
手が震えて字が書けない症状は、脳神経内科で相談しましょう。
書痙の治療は 何科?
本態性振戦、甲状腺機能亢進症、アルコールの離脱症状(禁断症状)やカフェイン摂取など手指の振戦を起こす疾患の除外が必要であり、脳神経内科、または脳神経外科の受診が必要と思われます。
ジストニアは何科?
早期発見のポイント 疑わしい特徴を持つ不随意運動や姿勢異常が認められたときは、神経内科医に相談することをお勧めします。 ジストニアかどうかを判断するには、筋骨格の障害または心理的な障害ではなく、神経障害として不随意運動や姿勢異常が起きているのを確認することがまず必要です。