通常、象は「頭」で数えます。
何匹 何頭?
「匹」や「頭」が代表的ですが、これにはれっきとした使い分けのルールがあるといいます。 もちろん細かい例外はありますが、基本ルールは人間より小さい場合は「匹」、大きい場合は「頭」で数えるのだそう。
カラスは何と数える?
カラスを数えるとき、都内では塒として分かっている場所で、やってくる個体数を数えてだいたい何万羽くらい、と数を出しているのだそうです。 松原氏によると、それは塒での数としては有効だけれど、カラスは塒を変えることもあるし、塒にいるのが都内に「住んでいる」カラスとは限らないとのこと。
鹿はなんとかぞえる?
鳥類を除く動物一般は「匹」で数えます。
馬はなんて数える?
夏目漱石など、昔の文学作品などでも馬を「匹」で数える記述が見られます。 そこから「匹」は馬だけではなく他の動物を数える言葉としても使われるようになっていったのです。 しかし、現代では馬は「匹」ではなく「頭」と数えます。 実はこの「頭」という数え方が定着したのはまだ最近のことで、早くても明治時代末期からと言われています。