私たちのからだは、重要な臓器が集まるからだの中心部を一定の温度(通常は37度前後)に保とうとしています。 特に寒いときは、からだの中心部に血液を集めて、体温を維持しようとします。 そのため末端である手先や足先には血液が行き渡りにくくなり、温度が下がりやすくなって、冷えを強く感じるようになるのです。
足だけが冷えるのはなぜ?
「足だけ」が冷える原因は… 血行不良や自律神経の乱れなどが原因だと考えられます。 足先まで血液が行き渡りにくくなっている状態です。
片足だけ冷たいのはなぜ?
片足だけ冷えるなど、左右対称ではない場合 動脈硬化によって、動脈が狭くなっている場 合も冷えを感じることがあります。 血管が狭く なると血液が十分には流れないため、冷えやし びれが起こります。 この状態が続くと間欠性跛 行 ( しばらく歩くと痛みが出て、休むと治まる ) の症状が現れます。
何故おしりは冷たい?
まずは、お尻の筋肉量が少ないこと。 もともと脂肪は冷えやすく、冷えている箇所に脂肪がつきやすいとされているので冷えの悪循環に陥っている可能性があります。 特にオフィスワークなどで長時間座った姿勢でいる方は注意が必要です。 お尻の血流が圧迫されて巡りが悪くなってしまうことも挙げられます。
足が冷たい時はどうしたらいい?
足の冷えであれば、下半身を動かすストレッチや屈伸、スクワット、またウォーキングなどが特に効果的となります。 筋肉量を増やすことを意識して、下半身に少し負荷をかけた運動を行うと、冷えの撃退のみならず、引き締まったお尻やふとももも手に入ります。