ビタミンDの安全な上限は、幼児であれば1日当たり1,000~1,500 IU、1~8歳の小児であれば1日当たり2,500~3,000 IU、9歳以上の小児、成人、妊娠中あるいは授乳中の女性(十代女性を含む)であれば1日当たり4,000 IUです。 ビタミンD毒性の原因は、ほぼ例外なくサプリメントの過剰摂取です。
ビタミンD は1日どれぐらい取ればいいの?
ビタミンDの1日の摂取基準量 日本人の食事摂取基準(2020年版)では1日の摂取の目安量が、18歳以上の男女ともに8.5㎍(マイクログラム)、耐用上限量が100㎍と設定されています(表1)。
1000IUは何μg?
1カプセルにビタミンDを25 µg(1000IU)配合した高単位ビタミンDサプリメント。
くる病のビタミンD摂取量は?
日照を受ける機会が少なくてもっぱら母乳で育った乳児では、くる病の危険が高くなります。 このような場合に くる病の発生を予防するためには、5μg/日程度のビタミンD摂取は必要となります。 小児期では国民栄養調査結果から摂取量の中央値が目安量として提唱さ れています。
ビタミンDの理想値は?
ビタミンDが足りているのか、不足しているのかを知るためには、採血でビタミンD濃度を測定するとわかります。 具体的には血中25(OH)ビタミンD3濃度を調べて、40~80ng/ml位の範囲にあるのが望ましいと言われています。 20ng/ml 未満でビタミンD欠乏、20~30ng/mlでビタミンD不足の診断です。