d2~d7までの6種類がありますが、とくに人体に重要なのがビタミンd2とd3です。 ビタミンdは小腸で吸収されたのち、肝臓・腎臓で分解・吸収されます。 他のビタミンと異なり、肝臓には貯蔵されません。
ビタミンD はどうやって取るの?
ビタミンというと野菜類に豊富に含まれているイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、実はビタミンDは野菜には含まれていない栄養素です。 主な摂取源は魚類 で、そのほか肉類や卵類、乳製品やきのこ類など に含まれています。
ビタミンD欠乏症の症状は?
症状 ビタミンD欠乏症は、あらゆる年齢の人で筋肉痛、筋力低下、骨の痛みを起こすことがあります。 筋肉のけいれん(テタニー)が、乳児ではくる病の最初の徴候である場合もあります。 そうしたけいれんは、重度のビタミンD欠乏症の人では血液中のカルシウムの濃度が低いことから生じます。
ビタミンD を多く含む魚は何?
ビタミンDはいくらやサンマに含まれる栄養素です。 また、ビタミンDはカルシウムやリンなどミネラルの吸収を促進する働きがあります。
ビタミンD 取らないとどうなる?
ビタミンDが欠乏すると、腸管からのカルシウム吸収の低下と腎臓でのカルシウム再吸収が低下し、カルシウムが不足して低カルシウム血症となります。 そのため、骨の軟化がおこり、成人、特に妊婦や授乳婦では骨軟化症になります。 また、小児の場合は骨の成長障害が起こり、姿勢が悪くなったり、足の骨が曲がったり、くる病になったりします。