実際には、室温が16度というのはかなり寒い状態。 室温が16度以下になると、呼吸器疾患に影響が出たり、快眠が損なわれたりするといった研究データも出ています。
部屋が何度になったらクーラー?
環境省では、「冷房の温度=28度」とすることを推奨しています。 省エネの観点からすすめていることもありますが、体にとっても、部屋の温度が26~28度がもっとも負担のかからない温度だといわれています。 暑がりの方にとって、28度はかなり高めの温度設定で、実際暑くて我慢できない方もいらっしゃると思います。
部屋が寒いとどうなる?
慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治教授らが2016年から毎年調査を積み重ねるなかで、最新解析では「冬場に1度温かい家に住むと、脳神経が2歳若くなる」ことがわかったのだ。 ほかにも、寒い家では高血圧症や動脈硬化を発症しやすく、夜間頻尿リスクが高まる。 さらに自律神経や睡眠を乱すなどの研究報告がある。
部屋の温度は何度?
国が定める適切な室温とは? 環境省によれば、室温目安は夏は28度、冬は20度が推奨されています。
冬 室温 何度くらい?
環境省が提示するウォームビズの指針によると、暖房時の室内温度は20℃が目安とされています。