ぶどう膜炎の症状は、眼内における炎症の部位、炎症の強さ、炎症の原因などによって様々なものがあります。 代表的な症状としては、充血、眼痛、飛蚊症、眩しい、ぼやけて見える、視力低下などがあります。 原因疾患によっては、頭痛、発熱、皮膚症状、関節痛などの全身症状を伴う事もあります。
ぶどう膜炎とはどんな病気?
ぶどう膜炎は、ぶどう膜と呼ばれる眼の内側の色の付いた膜に生じる炎症のことです。 感染症、けが、全身性自己免疫疾患(体が自分の組織を攻撃する病気)により、または明らかな原因なく、ぶどう膜に炎症が生じることがあります。
ぶどう膜炎の原因?
感染性ぶどう膜炎では、ヘルペス属のウイルス(単純ヘルペス、 水痘帯状疱疹 ( すいとうたいじょうほうしん ) ヘルペス、サイトメガロウイルス)が原因のことが多く、その他には細菌、真菌や結核菌の感染でも、ぶどう膜炎が起きます。
原田病の症状は?
主な症状は、かすんで見えにくくなる、物が歪んで見えるなどの眼の症状です。 前駆症状(ぜんくしょうじょう=病気の起こる前兆として現れる症状)として、軽い風邪の症状や全身倦怠感、頭痛、嘔吐、耳鳴り、難聴、頭髪知覚過敏(頭髪を触るとピリピリする)などがみられることがあります。 その後1~2週間ほどで眼症状が出現します。
ぶどう膜炎 どのくらいで治る?
この病気は3~6カ月で症状が治まりかなり良い視力が回復することが多いのですが中には2~3年にわたってぶどう膜炎が続き視力が悪くなることがあります。