結論から言いますと、一般的な相続の相談先としては、次の6つがあります。 しかし、いざ相続の手続を相談・依頼するにあたって、「市役所・区役所などの公的機関(無料相談)」「銀行(信託銀行)」「税理士」「行政書士」「弁護士」「司法書士」のそれぞれの役割がどう違うのか、についてはあまり理解されていません。
財産分与 どこに相談?
例えば、遺産分割でもめている場合や相続放棄をしたい場合、故人の財産を調査したい場合に相談するなら、弁護士がいいでしょう。 また、相続税の申告や故人の確定申告(準確定申告)をする場合は税理士、相続登記をする場合は弁護士または司法書士となります。
遺産分割 誰に相談?
1-1.弁護士 弁護士は直接相続手続きを行うことはなく、弁護士に依頼するケースとしては、トラブルになりそう・裁判調停に発展しそうな相続手続き(特に相続人間で話し合う遺産分割協議)、紛争性が高い遺産分割協議であれば、初めから弁護士に相談することをお勧めします。
相続登記 誰に相談?
4. 司法書士への相談 不動産の相続登記の専門家 相続財産に不動産がある場合には、不動産の相続登記(名義変更)が必要で、法務局で手続きを行います。 このような登記に係る手続きを専門家に依頼する場合には、通常、司法書士に相談をします。
遺産相続は誰に頼めばいい?
遺産相続の中で不動産があれば司法書士、相続税申告が必要であれば税理士、遺産紛争があれば弁護士といったように、自分自身の相続手続きに最も適した専門家を選んでいくことが必要となります。