発 熱すると体に気だるさを自覚させ、休息を促します。 また、食欲が低下し、元気がなく、ぐったりし寝てばかりいることがよくあります。 これも実は体を休めて 体力を温存させているのです。 高い熱が出る前には寒気がするのも、体をぶるぶる震わせ(悪寒・戦慄)熱を発生させるためです。
高熱の危険なサインは?
何度まで出ると危険? 熱中症・ 熱射病等の場合、深部体温が40度以上になると、全身痙攣・血液凝固障害等の恐ろしい症状が出現する場合があります。 また、体温を維持する機能が破壊され42度以上まで上昇すると、多臓器不全(生きていくために必要な臓器が障害された状態)を起こし命の危機に晒されます。
赤ちゃんの熱を下げる方法は?
薄着にして、布団も少なめにかけましょう。 また、熱が上昇中のときは、寒さを感じるので、部屋を暖かくして、布団も多めにかけます。 熱が上がりきった状態になって落ち着いたら、熱が放散できるように衣服や布団を調節し、嫌がらなければ頭を冷やしたり水枕をするのもよいでしょう。 体を冷やして熱を下げてあげましょう。
急な発熱の原因は?
風邪、扁桃炎、気管支炎、インフルエンザ、はしかやおたふく風邪、みずぼうそうなどが、急な発熱の原因の代表的なものです。
赤ちゃん いつもより体温が高い?
赤ちゃんの平熱は36.5度~37.5度と大人と比較すると少し高めです。 大人であれば、一般的には体温が37度前後だと微熱があるとみなされますが、赤ちゃんに関して言えば37度を超えていても、それは正常な範囲といえます。 生まれて1ヶ月くらいは特に体温が高めで、平熱が37.5度前後の赤ちゃんもいます。