その始まりはプラーク沈着後、約2日間で石灰化が始まると言われています。 その後、約2週間くらいで石灰化が完了し歯石となります。 つまり、クリーニングを行っても自宅での歯ブラシで磨けていないとわずか2週間で歯石が沈着してしまうのです。
歯石はどのくらいでつく?
歯垢が歯に付着した後、4~8時間すると少しずつ石灰化が始まり、2~3日間歯垢が付着したままになると唾液の成分によって歯石へと変化してしまいます。 歯垢は歯磨きで取り除くことができますが、2〜3日歯磨きを怠ると歯石が溜まっていき、一度ついた歯石は歯磨きでは取り除くことができなくなってしまいます。
歯石の沈着速度は?
色は乳白色です。 つまり、歯石の形成と沈着には、プラークの存在と唾液の組成や性状などが深く関わっています。 歯石の形成速度には個体差があるが、プラーク形成後4~8時間で石灰化が開始され、プラーク体積の約60~90%が12~14日で石灰化します。
どうしても 歯石が つく?
食事がアルカリ性食品(野菜・海藻・果物・きのこ・大豆など)ばかりに偏っている人は、歯石ができやすくなります。 アルカリ性に近い唾液に含まれる「ミネラル成分」には、歯垢を歯石にするのを促進する作用があるためです。 ※ただし、アルカリ性食品を1回食べたからといって、すぐにアルカリ性になるわけではありません。