人によっては、病状がかなり進んでいても、歯磨きを励行することで治る場合さえあります。 歯肉炎の場合で2~3週間、軽い歯周病の場合でも2~3ヶ月歯磨きを励行すれば治りますが、これは歯石を取りのぞくことが前提となります。
歯周病は完治しますか?
お口の中を常に清潔に保つ不断の努力と、歯周病専門医による適切な治療によって、歯周病は治ります。
歯周病はどうやって治しますか?
歯肉炎や軽い歯周病なら汚れ(歯垢、歯石)を取り除くプロフェッショナル・ケアを主体とした『歯周基本治療』だけで治ることもあります。 一方、歯肉の奥に溜まった汚れが歯周基本治療だけでは、取り除けない場合は、『歯周外科治療』を行います。
歯肉炎の治療ってどのくらいかかるの?
軽度・中等度歯周炎 歯周病が軽度(歯肉炎か 軽度歯周炎)の場合は治療期間の目安が3~6ヶ月程度です。
歯槽膿漏 歯磨きで治りますか?
歯槽膿漏が悪化するケース 歯茎から出血があるとびっくりして歯みがきをやめてしまう人もいますが、歯槽膿漏の場合には多少の出血があっても歯茎のブラッシングは必ず続けてください。 最初は歯肉が腫れて出血があっても、磨いているうちに腫れが治り、出血も落ち着く場合が多いです。
歯周病は自分で治りますか?
もしも、全部自分で出来なくても治療で通院している間は歯科医院で歯周病の治療の一環としてプラークをしっかり除去してくださいますし、治療後も定期的にリコールしていただければ、歯周病が再発する可能性も少ないです。 歯ぐきの検査をするときや歯石を取るときにチクチクと痛いのですが、どうしてでしょうか。
入歯のばねって歯周病ですか?
入歯のばねがかかっている歯は他の歯よりも負担が大きいので、長い間使用していると歯を支えている骨が吸収されることがあります。 これ自体は歯周病ではありません。 ところが、入歯のばねがかかっている歯はプラークがつきやすいので、歯周病に侵される危険も高くなりますので気をつけて下さい。 自分の歯を残してもらいたいので歯科医院に行ったのですが、抜いた方が良いと言われました。 歯周病の治療をしても自分の歯が残らないのでしょうか。 歯周病の治療により、歯肉(歯ぐき)の炎症はほとんどなくなり、歯周病の進行はほぼ止まります。 ところが、来院していただいた時点で、歯を支える中心となる骨がなくなっていると、歯肉があっても歯が抜け落ちてしまいますし、しっかりと噛むことができません。
歯周病は抜いた方がいいですか?
これ自体は歯周病ではありません。 ところが、入歯のばねがかかっている歯はプラークがつきやすいので、歯周病に侵される危険も高くなりますので気をつけて下さい。 自分の歯を残してもらいたいので歯科医院に行ったのですが、抜いた方が良いと言われました。 歯周病の治療をしても自分の歯が残らないのでしょうか。 歯周病の治療により、歯肉(歯ぐき)の炎症はほとんどなくなり、歯周病の進行はほぼ止まります。 ところが、来院していただいた時点で、歯を支える中心となる骨がなくなっていると、歯肉があっても歯が抜け落ちてしまいますし、しっかりと噛むことができません。 ですから症状が進んでしまった歯は抜くと診断されたのです。 重度の歯周病にかかっていると診断されました。
歯周病の再生療法は保険診療で行えますか?
歯周病の再生療法には現在、保険診療で行えるものと、自由診療で行えるものがあります。 保険診療で行えるものとしては、2008年から組織誘導再生(GTR)法の一部が保険適用となっています。 また、2016年には、歯周組織再生用に開発された医薬品を使用する方法が新たに登場し、保険適用となりました。