そのため、最初に入れ歯が使われるようになるのは、片側で一番奥と二番目の大臼歯という2本の歯が失われた時が目安となります。 つい先日発表になった厚生労働省の平成28年度歯科疾患実態調査によると、入れ歯使用の初年齢は、部分入れ歯では、35~39歳から1.6%の人が使用開始して、49歳までこの割合で進みます。 30 нояб. 2019 г.
入れ歯になるのは何歳?
通常、奥歯から入れ歯になっていく人が多く、50歳過ぎた頃から、部分入れ歯を入れる人がでてきます。 あくまでも平均ですので、40代、早い方は30代で部分入れ歯の方もいます。 また、先天的に永久歯が少なく、乳歯が抜けてしまった後永久歯が生えてこないので、10代、20代で部分入れ歯が必要になる方もいます。
なぜ入れ歯になるのか?
入れ歯になってしまう原因は、虫歯であることがほとんどです。 歯を失う2大原因の1つとも言われています。 虫歯を放置した結果、どんどん症状が進行して治療出来なくなってしまいます。 その結果、入れ歯になってしまうケースがあります。
入れ歯はどれくらい持つの?
一概には言えないのですが、プラスチックの入れ歯ならば3年~5年、金属製の入れ歯なら5年以上は問題なく使えるとお答えしています。 中には一度作ったら一生使えると思っている患者さんもいますが、たとえ総入れ歯であったとしても一生使えるということはないかと思います。
入れ歯を入れないとどうなる?
歯が無くなると、当然すべての歯が揃っていた時に比べて咀嚼能力が低下してしまいます。 特に奥歯の噛む力は重要で、入れ歯を使用しないと転倒するリスクが2.5倍高くなるというデータがあります。 下顎が不安定になり、体のバランスを保つことが難しくなるのです。