伝達麻酔(腋窩ブロックなど) わきの下などで、神経の根元に直接注射して麻酔する方法です。 肘から先など限られた範囲の手術に用いられます。 比較的短時間の手術に用いられます。
伝達麻酔のやり方は?
方法1①エコーで穿刺部位を確認し、穿刺の準備する ... 2②ブロック針の準備(局所麻酔薬や神経刺激装置含む) ... 3③エコープローベを滅菌プローベカバーに挿入する ... 4④局所皮下浸潤麻酔を行う ... 5⑤エコーで確認しながら穿刺し、薬液を注入する ... 6血腫・・・発生は稀です。
伝達麻酔とは何?
末梢神経ブロック(伝達麻酔)とは 超音波装置(エコー)で神経を見ながら、脊髄よりも末梢で痛みを感じる経路をブロックして、痛みを感じなくします。 エコーで神経を確認しながら局所麻酔薬を入れられるため、昔よりも安全にブロックできるようになり、手術後の痛み止めとして全身麻酔に併用することも多くなりました。
伝達麻酔の効果時間は?
伝達麻酔法は、麻酔が効き始めるのに時間がかかる反面、処置後麻酔の効果が浸潤麻酔法よりも長時間持続します。 伝達麻酔法の効果は、4~6時間続くことが一般的です。 もちろん個人差がありますので、場合によっては半日近くも効果が持続することもあり、麻酔が覚めるまでの間は、浸潤麻酔法と同様、食事を控えるようにしてください。
部分麻酔 どこ?
上肢や下肢など身体の一部分のみを麻痺させる方法です。 おもに肩や上肢の手術に対して首や腋の下に注射して行います。