等尺性収縮 と等張性収縮 筋は興奮すると収縮して筋肉全体は短くなるが(筋の短縮)、筋の両端を固定した上で筋を刺激すると、短縮せず張力だけを発生する。 両端を固定しているので筋の長さは一定であるため、この収縮の型を等尺性収縮 isometric contraction (図2ーA)という。 11 апр. 2016 г.
筋収縮 なぜ起こる?
神経からの刺激が筋細胞内の小胞体に伝えられると,小胞体の内部の膜にたくわえられていたカルシウムイオンが放出される。 その結果,マグネシウムイオンとアデノシン三リン酸(ATP)の存在の下で,筋原繊維を構成しているアクチンとミオシン(アクトミオシン)が相対的にすべり込み,筋肉が収縮する。
同時収縮 なぜ?
正確な運動を行なうときに同時収縮が生じる(2 節①)のは,粘性を上昇させることで制御を容易に し,運動の精度を高めるためであると考えられる. このほか,運動を減速する際に同時収縮が生じる現 象(2 節②)も,粘性を上昇させることでブレーキを かけていると解釈できる.
強縮 なぜ起こる?
筋あるいは筋を支配する神経に1回刺激を加えると、筋はそれに応じてただ1回収縮し、ついで弛緩(しかん)する。 このような収縮は単収縮とよばれるが、それに対して、適当な間隔をおいて、筋、または筋への神経を連続刺激すると、各単収縮は融合・加重し、持続の長い大きな収縮が得られる。 このような収縮を強縮とよぶ。
とうそくせいうんどうとは?
等尺性筋収縮とは筋肉の長さが変わらない状態で筋肉が収縮した状態です。 例えばスクワット(直立した状態から膝関節の屈曲・伸展を繰り返す運動)では下肢の多くの筋肉が同時に鍛えられますが、ここではその中で大腿前面にある大腿四頭筋に注目します。