無脈性電気活動, 心静止[ClassⅡb, LOE B])後自己心拍が再開した昏睡状態の患者に対し 低体温療法(12-24時間32℃-34℃に冷却する)を施すことが推奨されている. 19 февр. 2013 г.
低体温症 何時間?
非常に冷たい水に急に浸かると、5分から15分で致死的な低体温症が起こる可能性があります。 しかしながら、主に乳児や幼児など、少数ではありますが、1時間もの間、氷混じりの水に完全に沈んだ状態で生存したケースもあります。
低体温療法 何度?
低体温療法での目標とする体温は、32~34℃で、深部体温(直腸や膀胱の温度など)を指標とします。 冷却方法は体表面を冷却パッドで覆って冷やすタイプとカテーテルを挿入し、直接的に血液を冷却するタイプに大別されます。 いったん治療を開始するとこれらの装置は設定温度までの冷却と維持を自動的に行ってくれます。
低体温 復温 何度?
中等度の低体温症で体温がこの範囲の上限付近にあれば(28~32.2℃),温風ブランケットなどによる外部からの復温を用いてもよい。 四肢を温めると低下した心血管系に代謝要求がかかるため,外部からの復温は胸部に行うのが最良である。
低体温療法の歴史は?
1963年のヨーロッパで、凍結した水中に落ちた5歳の子どもがほぼ後遺症なく救命されたという報告がありました。 その子どもは水中に20分近くいた後に病院に運ばれ、体温は24℃まで下がっていたそうです。 以後同様の救命報告が世界でも相次いだだめ、低体温は脳を保護する作用があるのではないかと考えられるようになりました。