電池を飲み込むと、消化管に接触した電池から電流が流れ、電気分解により電池の外側にアルカリ性の液体が作られます。 このアルカリ性の液体は短時間で消化管の壁に損傷を起こします。 そのため早く取り出さないと、消化管に潰瘍ができたり 穴が開くなどのおそれがあリます。 9 мар. 2018 г.
電池食べるとどうなる?
怖いボタン電池の誤飲 電池が体内に入ると胃酸などの消化液で外装が壊れ、中からタンパク質を溶かす性質のあるアルカリ性の物質が出るなどする。 また、電気分解により、マイナス極である電池の外側にアルカリ性の液体もできる。 その結果、潰瘍になったり消化器の壁に穴を開けるなど、生命に関わるような重症化に至るケースも少なくない。
電池 飲み込んだ どうする?
もし、子供がボタン電池を飲み込んでしまったら、重症になるおそれがあるので、直ちに医療機関を受診しましょう。 子供がボタン電池を飲み込んだかどうかはっきりしない場合でも、レントゲン写真を撮るなどすればボタン電池の有無が確認できる可能性があるので、必ず受診しましょう。
電池舐めたらどうなる?
飲み込んだ電池は食道につまらなければ、ほとんどの場合何事もなく便に出ます。 しかし1ヵ所に長時間とどまると、放電(電気分解反応)がおこり食道や胃の粘膜を腐食(やけどに似た状態)したり、また電池が胃の中で壊れるとアルカリの強い電解液がもれ出し、胃に穿孔(せんこう=穴があく状態)をおこす危険もあります。
赤ちゃん 何かを飲み込んだかもしれない?
こどもが誤飲したと疑われたときには、まず口の中を確認しましょう。 口の中に含んでいたら、指を入れて取り出します。 ただし、口の中にものが入っているときに大きな声で呼びかけると、びっくりして気管に吸い込んでしまうことがあります。 そっと声をかけて口の中を見るようにしましょう。