発汗の中枢は視床下部にあるが,精神性発汗と温熱性発汗とは中枢が異なる。
発汗 どこ?
一般的に、胸や背中のような体幹部のほうが、腕などの末梢部よりも汗の量が多いのです。 体幹部でも特に脊柱近辺では汗の量が多くなります。 また、カラダの中で最も多く汗をかくのは額です。 これは、生命を維持するために最も大切な器官であり、なおかつ熱に弱い「脳」の温度を一定に保つために重要な仕組みだと考えられます。
汗腺はどこにある?
ヒトでは主に腋窩、外耳道、鼻翼、乳輪や外陰部等に存在する。 アポクリン汗腺はアドレナリン作動性であり、性ホルモンの影響を受ける。 ヒトでは芳香腺としての機能が退化しておりほとんど体温調節にしか寄与しないが、ウマやウシなど偶蹄目では芳香腺として機能する。
心臓の拍動中枢 どこ?
心臓は自動的に拍動能力をもつが、心臓神経(交感神経と副交感神経)によって調節されている。 心臓神経の中枢(心臓中枢)は延髄にある。
水分調節中枢 どこ?
水分調節中枢は視床下部に存在します。 このように体温、血糖、水分などは一定の範囲に保たれており、これをホメオスタシス(内部環境の恒常性)といいます。 視床下部はホメオスタシスの維持に重要です。