術後の経過観察の期間について ■肺がん場合は術後5~8年まで、転移性肺腫瘍の場合は術後2年まで、胸腺腫の場合は術後10年まで、気胸の場合は術後2年まで経過観察を行います。 状況により、3か月毎、6か月毎、12か月毎などの間隔で通院して頂きます。
肺がん いつから?
肺がんとは 60歳~70歳での発症がピーク 肺がんを発症する年齢は、60歳~70歳がピークです。 しかし、高齢化により、80歳を超えてから肺がんが見つかる方も増加傾向にあります。 患者さんの男女比は、約2対1で、男性のほうが多くなっています。 また、肺がんは死亡率の高い疾患の1つです。
検査してから肺がんとわかるまではどのくらい?
・肺がん検診の検査結果 検査結果は、検査後10日~1ヶ月ほどで主に文書で通知されます。
肺がん検査何年に一度?
受診間隔は、乳がん検診、子宮頸がん検診、胃がん検診が2年に1度、大腸がん検診、肺がん検診が1年に1度の間隔が推奨されされています。 また、対象年齢は、子宮頸がん検診が20歳以上、大腸がん、肺がん、乳がん検診が40歳以上、胃がん検診が50歳以上を推奨しています※2。
肺がん 再発 何年以内?
肺がんの再発・転移は、ほとんど2年以内に起こっており、逆に5年以上経てばかなり少なくなるといわれています。 継続して治療を行わない場合も、3~6か月ごとに定期的に通院して、再発や転移の有無を胸部X線検査、CT検査などによって調べます(図表20)。