ふくざつ‐こっせつ【複雑骨折】 の解説 骨が折れるとともに周囲の軟部組織が損傷され、皮膚に傷口が開いた状態の骨折。 開放骨折。
複雑骨折の別名は?
ふくざつ‐こっせつ【複雑骨折】 開放骨折。
複雑骨折の由来は?
体外の露出によって細菌感染が起こる可能性があり、治療が複雑となることから複雑骨折と呼ばれることもあるが、複雑に骨折している(複数箇所の離断が見られる)と誤解されることも多いため、開放骨折の語が用いられることが多い。
複合骨折の種類は?
「複合骨折」とは、1本の骨が2カ所以上の方向に複雑な形で折れてしまった骨折のことをいう。 形によって、さらに3つの種類に分岐され、T字状骨折、Y字状骨折、骨片骨折がある。 複合骨折は「重合骨折」とも呼ばれ、症状がひどいと「粉砕骨折」に分類される。
骨折の正式名称は?
fracture. 強い外力を受けて骨が部分的あるいは完全に離断された状態をいう。 完全骨折 (折れた場合) と不全骨折 (ひびの場合) ,単純骨折または閉鎖骨折 (皮膚が破れていない場合) と複雑骨折または開放骨折 (皮膚が破れ,骨折部が体外と連絡している場合) などに分ける。