杆体【かんたい】 杆状体とも。 目の網膜にある杆体視細胞の一部で,形態的には外方に向かう小杆状の突出部,機能的には感光部位である。 中にロドプシン(視紅)という色素を含み,光が当たるとその色があせ,光をさえぎると色が回復する。
ロドプシンはどこにある?
ロドプシンろどぷしん rhodopsin 脊椎(せきつい)動物の網膜retinaにある視細胞のうち桿体(かんたい)rodまたは桿状体細胞外節の円板体膜に含まれる赤い色素タンパク質(視物質または視色素)で、視紅visual purpleともよばれる。
杆体の読み方は?
一つ目は、比較的明るいところで働く 錐体(すいたい) と呼ばれる視細胞で、もう一つは比較的暗いところで働く 杆体(かんたい) と呼ばれる視細胞です≪※2≫。 我々が「色」を感じることができるのは、この内の錐体という視細胞の働きによるものなのです。
光を感じるのはどこ?
網膜(もうまく) 網膜は10層あり主に3つの機能で構成されています。 まず光を感じる「視細胞」には約600万個ある視力や色に関係する錐体視細胞(すいたいしさいぼう)と、約1億2千万個ある光の明るさを感じる杆体視細胞(かんたいしさいぼう)があります。
視細胞はどこにある?
脊椎動物の網膜には、桿体と錐体の二種類の視細胞が存在する。 桿体は暗いところで物を見る際に働き、錐体は明るいところで物を見る際に働く。 どちらの細胞も、光に対しては過分極性の応答をする。