がん遺伝子パネル検査とは、100種類以上のがんに関わる遺伝子について、がん組織内の、若しくは末梢血中に漏れ出したがん由来の遺伝子の異常を一度に調べ、その遺伝子異常に対応した治療薬(主に分子標的薬)を探すための検査です。 当院は、がんゲノム医療を提供する機能を有するとして「がんゲノム医療拠点病院」に指定されています。
がん遺伝子パネル検査の種類は?
Q8:保険で使用可能ながん遺伝子パネル検査はどのような種類があるのでしょうか? 「OncoGuide NCCオンコパネル 」「FoundationOne CDxがんゲノムプロファイル」「FoundationOne Liquid CDx がんゲノムプロファイル」の3種類です。
がんゲノムプロファイリング検査の種類は?
がん遺伝子プロファイリング検査(がん遺伝子パネル検査)について 令和元年6月1日に保険収載された遺伝子プロファイリング検査は、「OncoGuide NCCオンコパネル 」および「FoundationOne CDxがんゲノムプロファイル」の2種類です。
がん遺伝子の種類は?
これまでの研究から、いくつかのがん抑制遺伝子が発見されましたが、代表的なものは「p53遺伝子」、「RB遺伝子」、「MLH1遺伝子」等が知られています。 それぞれ細胞死の誘導、細胞増殖の抑制、DNAの修復に重要な働きを持つことがわかっています。
遺伝子治療の種類は?
遺伝子治療の方法は、患者さんから治療対象の細胞を体外に取り出して、遺伝子導入してから体に戻す「体外法(ex vivo遺伝子治療)」と、直接患者さんの体内で遺伝子導入が起こるようにする「体内法(in vivo遺伝子治療)」の2つに分けられます。