そして「実際にかかった医療費」からさらに「10万円または総所得金額の5%のどちらか少ない額」が引かれます。 つまり課税所得が200万円未満の場合は総所得額の5%、200万円以上の場合は10万円が引かれます。 これが医療費控除額になります。
高額療養費制度はいくらから?
年間の医療費の自己負担分が10万円を超えた場合に、超過分と同じ額が所得税や住民税の課税対象となる所得から控除されます 。
高額医療費どこまで出る?
A5:高額療養費の対象となる自己負担額は、受診者別、医療機関別、入院・通院別で算出されて、21,000円以上のもの(70歳以上の方は受診者別、入院・通院別で全部の自己負担額)が対象となります。 このため、対象となる自己負担額を合算して、自己負担限度額を超えた部分が高額療養費として支給されます。
高額療養費 いつまでに申請?
高額療養費制度の支給申請の期限は、診療を受けた月の翌月の初日から2年となります。 例)2017年1月に医療費が高額となった場合、2017年2月1日~2019年1月31日までが申請期限となります。
高額医療費 どうやって返ってくる?
「高額療養費支給申請書」という書類を記入して、加入している健康保険窓口に提出します。 書類には、診療を受けた日付、医療機関名、自己負担した金額、還付を受け取る銀行口座情報などを記入します。 協会けんぽに加入している方は所属の都道府県支部に、国民健康保険に加入している方はお住まいの地域の窓口に提出します。