「外気の温度に合わせた体温調節能力の低下」、「発熱・下痢・嘔吐などで脱水症状が起こりやすくなる」、「血糖値のコントロール能力の低下」、「血圧が上がりやすくなる」など、恒常性維持機能が低下し、外部環境の変化に適応する能力が低下します3)。 3 мар. 2021 г.
高齢になるとどうなる?
高齢になると、身体にさまざまな変化が起こります。 例えば、白髪や歯の衰えなど身体の見た目の変化、運動機能や身体機能の低下、五感の低下など、身体に関するものです。 それと同時に、こころにも大きな変化が現れます。
高齢者の心理・精神機能的特徴はどれか?
精神機能面を見てみると、感情面や人格面では、高齢者は一般的に、年齢を重ねるとともに頑固になり、保守的傾向が強くなります。 また、人に対して厳しくなるとともに、疑いの感情を抱きやすくなるといわれています。 さらに、死に対する不安から、自分自身の健康状態への関心が異常に高まることもあります。
高齢者の4つの力は?
[1]生理的老化の特徴 こうしたなか、高齢者が支障なく日常生活を送っているのは、 生体の恒常性が保たれているためであり、老化に伴う生理機能の低下は、 種々のストレス負荷によって顕在化する①予備力の低下、②防衛反応の低 下、③回復力の低下、④適応力の低下、によって特徴づけられる(2)。
高齢者の疾患の特徴は?
高齢者の疾患に対する特徴は、下記のようなものがあります。慢性疾患が多い同じ病気でも症状の出かたに個人差がある疾患が治りにくい合併症を続発することがある多臓器に疾患をもつことがある症状が一般的な状態にあてはまらないことがある代謝異常を起こしやすい