細い骨では骨折後約3週間、太い骨では約3カ月間で骨癒合と診断されますが、子どもではより早く、高齢者や低栄養の人ではより遅れて骨折部が癒合します。 23 апр. 2019 г.
ギプス固定の期間は?
骨折のずれが小さければ、ギプスやシーネを4〜6週間固定します。 骨折のずれが中等度の場合には、ずれを戻した上で、ギプス装着します。 ズレの大きさによっては入院して全身麻酔をかけ、皮膚の上から鋼線を刺す手術(経皮鋼線固定術)が行われます。
ギブス濡れたらどうなる?
濡れることで、形が変わってしまったり、ギプスの下に巻いている保護の綿が濡れてしまうと乾かず、衛生面も悪くなります。 また内部で蒸れるために、痒くなったり、湿疹ができたりします。 ギプスを巻かれた経験がある方は、耳かきや定規などを隙間から入れて掻いたりした記憶があるのではないでしょうか。
ギプス固定の注意点は?
ギプス固定中は、ギプスの中の皮膚がかゆくなることがありますが、とがったもので掻くなど皮膚を傷つけるおそれのある行為は避けましょう。 ギプスの縁で皮膚がこすれ赤くなって痛む、中でギプスがあたるなどの場合は、医師や看護師に相談してください。 低刺激のローションやクリームで改善することもあります。
骨折は何ヶ月で治りますか?
治癒にかかる期間は負傷時の年齢や本来の体力、負傷部位や手術の有無にも左右されますが、一般的に負傷前の状態に戻るまでおおむね3か月~6か月かかると考えられています。 (同程度の損傷であれば上半身の骨折より下半身の骨折の方が時間はかかりやすくなります。)