膀胱(ぼうこう)をあたため、尿意を抑える働きがあることから、夜尿症(やにょうしょう)の治療などに利用されています。 せきや気管支炎には、煎(い)ったギンナンを水煮したものを食べるといいでしょう。 頻尿(ひんにょう)、夜尿症には煎ったギンナンを毎日5~6個食べるのがよいとされています。
ぎんなんの効果効能?
●ぎんなんに含まれる成分と性質 ぎんなんの食用部分は殻の中の胚乳の部分で、脂質、糖質、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、カリウムなどを含みます。 滋養強壮、強精効果のほか膀胱や肺を温める働きがあり、頻尿や夜尿症の改善、喘息の治療、咳止め、たん切りなどに効果があるといわれています。
夜間頻尿 ぎんなん?
せき止めや、夜尿症の改善として漢方で利用 せきや気管支炎には、煎ったぎんなんを水煮したものを、頻尿(ひんにょう)、夜尿症には煎ったぎんなんを毎日 3~4 個食べるのがよいと言われています。
ぎんなん 利尿?
銀杏の種(食用の銀杏)は抗利尿作用があり、夜尿症対策に効果ありとされていますが、生ではメチルピリドキシンという毒性を持つため、少量のみ利用することとされています。 当然ですが、食用にする場合も、メチルピリドキシンには注意が必要です。
ぎんなん 血圧?
高血圧と動脈硬化予防 銀杏に多く含まれるカリウムには、血中内のナトリウムのバランスを整える効果があります。 ナトリウムは塩分に含まれる成分で、高血圧や動脈硬化の原因にもつながります。 そのナトリウムを水分とともに排出するため、自然な形で高血圧や動脈硬化の予防と改善が期待 できます。