■ 銀杏(ぎんなん)とは 銀杏は銀杏(いちょう)の樹になる実の中のさらに殻に包まれた胚乳種の部分を食べます。 イチョウは“活きた化石”と言われるほど大昔からある樹木で、雄の木と雌の木があり、実がなるのは雌の木だけです。 実は黄色いさくらんぼのような形をしていますが、非常に臭いが強く、果肉は食用にはなりません。
ぎんなんの果実?
ぎんなんはいうまでもなくイチョウの木の果実の呼び名。 果実と紅葉で、人を和ます銀色のアンズとして、古くから食用として親しまれています。 イチョウの木は中国原産で、古生代から今日まで生き残っている「生きた化石」と表現されています。
ぎんなんの実 毒?
ぎんなんには「毒」がある!? ぎんなんは古くから薬や食材として用いられてきましたが、実は食べすぎると中毒を起こします。 有毒成分は4-メトキシピリドキシン(4-MPN)という物質です。 4-MPNはビタミンB6と構造がよく似ているため、ビタミンB6が結合して働く場所へ誤って結合してしまいます。
ぎんなん 何の実?
ギンナンは、イチョウの実の果肉を取り除いた種の中の『仁(じん)』のことです。 でもギンナンはこの時期だけ楽しめる旬の素材として食べられています。 どのくらいの量を目安にすればよいのでしょうか。
ぎんなんの実 かぶれ?
ギンナン接触性皮膚炎はギンナン成分による”かぶれ”です。 ギンナンの外皮の内側のヌルっとした部分のビロボールという物質に何度か触れることにより感作が成立(アレルギー物質に反応するように免疫細胞が覚えてしまうこと)してしまったため、ギンナン拾いや銀杏の皮をむいて調理した後に強い痒みを伴う”かぶれ”がおこることです。