骨年齢が男子17歳以上、女子15歳以上になると、骨端線が閉鎖し、成熟した大人の骨になり身長の伸びが止まります。 それが「成人身長」です。 成長率が低下して「成人身長」になると、成長ホルモンによる治療は終わります。 この時期を決定するためにも、成長曲線で身長の伸びを確認することが重要です。
骨端線があると後何センチ伸びる?
手のレントゲンを見て、骨端線が閉じた瞬間を確認でき時から約2cm程度伸びる可能性があります。 ただし全身の骨端線が閉じた状態であれば、伸びる可能性はほぼゼロという表現ができると思います。
15歳から何センチ伸びる?
年齢 (1~2歳の伸びとは、 1歳6カ月での伸び率)最低でも1年でこのくらいは伸びる(~1.5SD)平均的な 1年間の伸び11~12歳4.5cm5.6cm12~13歳6.9cm8.6cm13~14歳6.9cm8.7cm14~15歳3.3cm4.5cm
骨端線閉じるとどうなる?
成長期のピークが終わり、骨の成熟が大人レベルに達すると骨端線が見えなくなるため、「骨端線が閉じている」と表現し、身長が止まります。 逆に骨端線が確認できる場合は「骨端線が開いている」として、まだ身長が伸びると考えられます。
骨端線閉じたかどうか?
では、骨端線が閉じたかどうかをどのように判断すればいいだろうか。 簡単なのはレントゲンを撮ることだ。 わかりやすいのが手のひらのレントゲンで、骨端線が開いている子どもの手は骨がスカスカの状態である。 小さいお子さんがいれば、手のひらを軽く押してみてほしい。