熟していない果実は緑色をしていて苦い。 種子が未熟なうちに食べられては困るので、苦味物質を蓄えて果実を守っているのである。 種子が熟してくると、果実は苦味物質を消去し、糖分を蓄え甘くおいしくなる。 そして、果実の色を緑色から赤色に変えて食べ頃のサインを出すのである。 18 янв. 2015 г.
さくらんぼはなぜ赤いのか?
果肉が赤くなるのは、花が咲いてから3週間の硬核期のころです。 硬い核が出来ると、果実の外側が緑→黄色→赤と変化します。 この外皮の変化に伴って、果肉も赤くなっていきます! 収穫時期には、紫色に近い赤い色にまでなります。
リンゴはなぜ赤いのか?
こたえ りんごのわかい実(幼果(ようか))はみどり色をしています。 このみどり色は葉緑素(ようりょくそ)によるものですが、秋になり実が成熟(せいじゅく)するころにはだんだんこわれてしまいます。 そのかわりに赤色のもとになるアントシアニンという色素(しきそ)が皮(かわ)の細胞(さいぼう)の中でつくられます。
果物に色がついているのはなぜ?
色がきれいな果実や良い香りは、鳥や動物に見つけてもらいやすく、果実を食べてもらって、結果的に内部の種子をより遠くに運んでもらうためなのです。 逆に、種子が充実するまでは、鳥や動物に見つからないように目立たない方が良いので、目立たない緑色で、食べられにくいように硬くてあまり甘くないのです。
くだもの 色が変わる なぜ?
変色しやすいといわれているフルーツ、りんご・桃・バナナ。 これらのフルーツには、ポリフェノールと酸化酵素が含まれています。 ポリフェノールは、植物が持つ色素や苦み成分の総称。 このポリフェノールが、カットした切り口から空気中の酸素に触れ、酸化酵素と反応することで変色してしまうといわれています。