ハチワレとは、ネコ(猫)の被毛の毛色が頭部の額から鼻筋に沿って「八」の字に開くように境目を形作っている柄のこと、または、そのような毛色の猫のことである。 猫種を問わず発現する。 毛色もさまざまであるが、特に白黒2色のネコはハチワレ柄の率が高いとされる。
なぜハチワレ?
元々は鉢(=兜)が割れたように見えることから漢字で「鉢割れ」とされていました。 しかし頭(兜)が割れるとは縁起が悪いということで、末広がりで縁起が良いとされる漢数字の八にも見える模様であったため「八割れ(ハチワレ)」と呼ばれるようになりました。
ハチワレ猫なぜ嫌われる?
「鉢割れ」の「鉢」とは兜(頭)のことで、鉢が割れるとは頭が割れることを意味します。 ハチワレの鼻筋の白いラインが、まるで鉢が割れるかのような模様だったので、武士の間では縁起が悪い猫として嫌われていました。
ハチワレの別名は?
ハチワレは「サバトラ白」という呼び名でも親しまれています。 サバトラの性格の特徴は、明るく人懐っこいタイプと、神経質で警戒心が強いタイプの2種類に分かれ、ハチワレの場合も同様です。 お腹の毛の色が白の割合が多いほど、賢く優雅なふるまいをする猫が多くなるという説もあります。
ハチワレの漢字は?
ハチワレは「柄」。 漢字だと「鉢割れ」。 鉢がかぱっと割れたような形から来たそうで、「八」の字に似てるからかと思いきや、そうではないらしい。 ハチワレは「柄」なんだが、一般にハチワレというと「白と黒」のツートンカラーを指す。