「喉仏」と呼ばれるようになった由来は、その形状が座禅をしている仏様の姿に見えるためである。 宗派により異なるが、火葬場で骨上げする際、最初に歯を拾い「足」「腕」「腰」「背」「肋骨」「頭部」の順序で骨壺に入れ、最後に故人と最も縁の深い二人が喉仏を拾うのが一般的である。
喉仏はなぜあるのか?
喉仏には、喉頭やその中にある器官を守る働きがあり、声を出すためにも必要なので、人間なら誰もに備わっています。 喉仏の保護機能はとても大切で、他の9種の軟骨と協力して喉頭を守ってくれているのです。 喉の突出部を形成しているのは、その中でも最も大きく、重要な1つで、甲状軟骨と呼ばれます。
喉仏 なぜ 残る?
喉仏は、まるで仏様が坐禅を組んでいるような形に見えます。 そのため、体に宿っていた仏様と考えられています。 喉仏は、遺骨の中では特に大切な部分です。 火葬後に喉仏がキレイに残っていると、生前に善い行いをしたからとも言われます。
喉仏の名前の由来は?
喉仏の正式名称は「喉頭隆起」で、その由来は火葬後の喉仏が仏様が座禅を組んでいる姿に似ていることから来ています。 しかし火葬の際に、仏に見えた骨は実は喉仏ではなく、第二頸椎の骨なのです。 喉仏は軟骨のため火葬で無くなってしまうものの、その勘違いからついた名前がそのまま喉仏として使われています。
喉仏とはどういうことですか?
喉にあるものではなく、頭を支える首の骨(第二頚椎)のことをいいます。 その骨の形が、まるで仏様(お釈迦様)が合掌しているように見えることから『喉仏』と呼ばれています。