のどが詰まる、のどに異常な感覚がある、のどにしこりがあるなどの症状から甲状腺の病気が診断されることがあります。 このような甲状腺による圧排症状が出るとすれば良性腫瘍でありながらその容積が大きすぎるとき、あるいは甲状腺がんの場合です。 当院ではこの状態について超音波検査と血液検査にて迅速に対応しています。
甲状腺が悪いとどんな症状が出ますか?
甲状腺疾患の症状と患者さんの数 甲状腺ホルモンが分泌過剰な状態では、イライラ、動悸、多汗、手の震え、眼球の突出や甲状腺の腫れが徐々に現れます。 一方、分泌が不足すると、肌のかさつき、気力の衰え、便秘、体重増加、寒がり、眉毛の脱毛などの症状が現れます。 どちらも、いわゆる「不定愁訴」と混同されてしまうことがあります。
甲状腺ってどこですか?
甲状腺はどこにあるの? 甲状腺は首の前側、のどぼとけのすぐ下にあります。 蝶が羽を広げたような形で気管を包み込むようにあり、たて4cm、厚さ1cm、重さ15gくらいの小さな臓器です。 正常の甲状腺は柔らかいので、外から手で触ってもわかりませんが、腫れてくると手で触ることができ、首を見ただけで腫れているのがわかります。
甲状腺腫大の症状は?
甲状腺腫瘍の自覚症状はほとんどありません。 4cmを超える大きなものでは、頸部腫脹、のどがつまるような感じ、嚥下時の違和感がでてくることもあります。 悪性腫瘍であっても同様で、自覚症状はほとんどありませんが、進行してくると、嗄声、嚥下障害が出現します。
橋本病の症状は?
「橋本病(慢性甲状腺炎)」ではどのような症状がおきますか 甲状腺が腫れてきて、くびの圧迫感や違和感が生じることがあります。 甲状腺機能低下症になると、全身の代謝が低下することによって、無気力、疲れやすさ、全身のむくみ、寒がり、体重増加、便秘、かすれ声などが生じます。 女性では月経過多になることがあります。