喉頭がんは、喉頭に発生したがんのことです。 声がかれたり、首にしこりができたり、呼吸困難やものを飲み込みにくくなる(嚥下困難)などの症状が出たりします。 診断には生検が必要です。 予後(経過の見通し)はがんの進行の程度によって変わります。
喉頭癌はどういう病気ですか?
喉頭にできたがんを喉頭がんとよび、頭頸部がんに含まれます。 空気の通り道である気道の一部で首の真ん中にある器官(喉頭)に発生するがんです。 肺がんと並んで喫煙歴と高い相関があります。
喉頭癌 は何科を受診?
これらのうち1つでも当てはまる症状がある場合は耳鼻咽喉科で診察を受けましょう。 また喫煙と飲酒は喉頭がんの発生に関連があります。 タバコをたくさん吸われる方や、お酒をたくさん飲まれる方は喉頭がんのリスクが高いため年に一度は耳鼻咽喉科でのチェックをお勧めします。
喉頭がんの症状はどんな症状?
初期症状としては、飲み込むときの違和感、おさまらない咽頭痛、 吐血 とけつ (消化管からの出血)、口を大きく開けにくい、舌を動かしにくい、耳の痛み、口の奥・のど・首にできるしこり、声の変化などがあげられます。
喉頭癌 どこ?
喉頭がんは、がんの発生する部位により、声帯より上方に発生する声門上がんと、声帯に発生する声門がん、声帯より下方に発生する声門下がんの3つに分類されます。 日本では、声門がんが最も多く60~65%を占め、次いで声門上がんが30~35%、声門下がんは稀で数%と言われています。