分娩のときに、会陰の裂傷を予防して、分娩時間を短縮し、母体と赤ちゃんの安全を確保する目的で、あらかじめ会陰を小さく切開しておくことを会陰切開と呼びます。 裂傷がひどいと、排便障害や性交時痛などの後遺症が残ることもありますから、生活の質の保持のためにも、会陰裂傷の予防は重要です。 28 июл. 2016 г.
会陰切開の原因は?
会陰裂傷の原因としては、急速な分娩の進行(墜落分娩、吸引・鉗子分娩など)、過度の会陰の伸展(巨大児、反屈位、回旋異常など)、伸展力の不足(高年初産婦、若年初産婦、難産道強靭、手術瘢痕など)などが挙げられます。 ほかにも、腟入口部が狭い場合、不適切な会陰保護などが原因となることもあります。
会陰切開 なぜ痛くない?
会陰切開は、局部麻酔を注射して行いますが、麻酔をしなくても分娩時の痛みが強いため、切開の痛みを感じない人もいます。 切開方法には、正中切開、正中側切開、側切開の3種があります。 分娩終了後に頸管裂傷の有無確認して、必要であれば頸管裂傷部の処置を行ってから吸収糸で縫合します。
会陰切開 どこを切る?
なぜ会陰切開するの? 会陰切開(えいんせっかい)とは、お産のときに、赤ちゃんが出てきやすくするために、お股の一部を切ることをいいます。 ちなみに、会陰とは肛門(こうもん)と腟口の間の部分を指します。 そして、会陰切開をするのにはちゃんと理由があるんです。
出産 会陰切開しないとどうなる?
会陰切開をしないときに起こる影響 「会陰裂傷」は、正しい治療をしないと肛門内や肛門外の筋肉や機能が低下する肛門括約筋機能不全やガスや排便をコントロールできない便失禁、子宮が本来の位置より下がってしまう子宮下垂などの症状を引きおこす可能性があるため、正しい治療が必要です。