運動をするとき、体はたくさんの筋肉を動かすためのエネルギーを必要とします。 そこで呼吸によって酸素を取り入れ、その酸素を使って体内のブドウ糖などをエネルギーに変えています。 激しい運動をしたときほど大量の酸素を必要とするため、酸素を多く取り入れようと呼吸が早くなって息切れを起こすのです。
どうして息切れするの?
人間が運動をするとき、体はより多くの筋肉を瞬時に動かすためにエネルギーを必要とします。 そこで呼吸によって酸素を取り入れ、その酸素を使って体内のブドウ糖などをエネルギーに変えています。 激しい運動をするときほど酸素を多く必要とするため、呼吸が早くなって息切れを起こします。
労作時呼吸困難 なぜ?
運動時発作的呼吸困難(DOE)とは、安静時にはなんともなくても階段を上がったり、坂道を登ったりなどの日常生活の動作や軽い運動で呼吸困難がでる症状です。 労作時呼吸困難ともいいます。 肺や気管支系の疾患が原因でなりますが、心筋梗塞や狭心症など虚血性心疾患で起こることもあります。
坂道息切れ なぜ?
坂道や階段を登る時の息切れ 坂道や階段を上るという動作は、運動している時と同様に、安静時より多くのエネルギーを必要とします。 エネルギーが増加すると、酸素需要も増加し、もっと息をするようにと体に命令するので、息が切れます。 呼吸をするための仕事量がふえている状態です。
何にもしてないのに息切れ?
肺の病気はほとんど全て運動した際に「息切れ」を感じる可能性がありますが、エアコンや寒い日に外に出た時に感じる場合は、気管支喘息や狭心症が考えられます。 運動している時は感じないけれど、何もしていない時に感じる息切れは、不安やストレスからくることもあります。