イカの胃はひれ近くの胴体の中にあります。 「ゴロ」と呼ばれているのは肝臓です。 胃で消化されて吸収された栄養成分は血管を通して肝臓に運ばれ、蓄えられます。 刺身などにして食べられます。
イカの口はどこにあるのか?
イカは足(腕)の付け根に口があり、筋肉の口球の中にカラス(上顎)トンビ(下顎)の2枚のクチバシで餌を噛み切ります。 顎板の下の卸し金の様な歯舌で、食べ物をすりおろして流動食にして食べます。
イカはどっちが上?
一般的には、イカは足の部分が下、三角形のヒレ部分を上にすることが多いと思われるが、イカの消化器官や内臓などは頭とヒレの間にあるため、ここを胴体と考えた場合、足の部分を上、ヒレ部分を下にするほうが正しいという。
イカの目のつくりは?
そうなんだ! ~イカは意外にヒトと似ている~ 眼は、水晶体(レンズ)と網膜が発達した「カメラ眼」と呼ばれる構造です。 水晶体を使ってピントを合わせ、物の形や動きを細部まで見ることができます。 この構造はセキツイ動物とイカ・タコの眼に共通した特徴です。
イカのなんこう?
イカの胴体(筒の部分)には、軟なんこう 甲やペン と呼ばれる物が入っていて、これが貝殻の なごりです。 かつては貝殻の中で守られて いた筋肉が、外にでてきて貝殻を覆ってい るわけです。 人間をはじめ、多くの動物は頭に胴体が 付いていて、胴体から手足が生えていますが、 イカやタコの仲間は体のデザインが全く違い ます。