効率的に筋肉を鍛えたい場合は、食後2~3時間経ってから筋トレを行うことがベストです。 筋肉は、「栄養補給」「筋トレ」「筋肉の休息」のバランスが取れてこそ鍛えられます。 エネルギー不足状態にある食前にトレーニングを行っても、筋肉が分解されやすくなり逆効果です。
筋トレのベストな時間は?
筋トレはカラダが温まり、脳や神経も働いている夕方から夜にかけて行うことが理想的と考えられています。 「筋肉が発達するポイント③」で紹介したように、成長ホルモンが筋肉の発達と関係があることがわかっています。 成長ホルモンは筋トレ後15~30分で分泌され、就寝後30分~1時間でより活発に分泌されると言われています。
筋トレは朝と夜どっちがいいの?
夜寝ている間は、体が休息モードになっているので代謝が下がります。 朝になると目覚めて活動モードに切り替わるので、代謝も上がりやすく代謝率を高いまま維持しやすくなります。 筋トレをしつつ体脂肪を落としたいという目的があるなら、代謝を高めて体脂肪を燃やしやすい状態にできる朝の筋トレはベストタイミングと言っていいでしょう。
筋トレのタイミングは?
食後は副交感神経が優位となり、時間が経つにつれて交感神経が活発的になります。 しかし、食後から筋トレまでの時間が空きすぎると、体内のエネルギーが不足し始め、筋トレの効果が薄くなってしまいます。 そのため、消化が完了する「食後2~3時間」が、筋トレを行うベストなタイミングといえます。
朝筋トレのタイミングは?
運動・筋トレは「起床から1時間以上経過し、かつ空腹でも満腹でもないタイミング」で行うのが望ましいといわれています。 上述のとおり、朝に身体を動かすことには「起床後のリラックスした脳を活性化し集中力を高める」という効果があります。