基礎体温は、自分のからだのリズムを知るバロメーターとして役立ちます。 継続的に記録することで、生理周期のパターン、排卵があるかどうか、妊娠しやすい時期、女性ホルモンのバランスなどがだいたいわかります。 さらには、病気を見つける手がかりになることも。 このように基礎体温の計測には、さまざまなメリットがあるのです。
基礎体温計で何がわかる?
・基礎体温は排卵後の卵巣から出る黄体ホルモンの体温上昇作用を利用しているのです。 通常は高温期は約2週間ですが、妊娠をすると高温期がずっと続き月経が来ません。 ・排卵の有無、排卵の時期なども基礎体温である程度わかりますし、予測もできるようになります。
基礎体温 いつ測るのがいい?
朝目が覚めたら動かず寝たまま測定をしましょう。 毎朝同じ時間に測るのが望ましいです。 基礎体温は口の中、さらに舌の裏側で測ります。
基礎体温 なぜ口?
基礎体温計を口の中で測定する理由 口の中で測定する理由はズバリ「体温が安定している」から。 脇の下などの場合は、汗をかいたり、外気の影響などにより体温が変化しやすいのですが、口の中であればその影響を受けることがありません。
基礎体温が上がった なぜ?
排卵が起こり、卵胞が黄体に変化すると、黄体ホルモンの分泌によって体温が上昇。 低温期に比べて0.3~0.6℃くらい基礎体温が上昇し、それが月経前まで10~14日間くらい続きます。 人によっては月経前になると、さまざまな不快症状が現れる場合もあります。