治療と日常生活の改善を並行することで、腱鞘炎の症状は2~3週間程度で消失します。 (※ただし、日常生活の改善が難しい状況の場合は治療が長期に及ぶこともあります。) バネ指は症状が重度の場合、手術に至るケースが多いのですが、軽度や中程度の症状であれば装具の使用と当院の保存療法で十分に改善できます。
腱鞘炎の痛みを和らげる方法は?
まとめ1・テーピングで手首や指を固定する。2・外用鎮痛消炎薬を使って痛みを和らげる。3・炎症している腱鞘にステロイド剤の注射をする。4・症状が重症の場合は手術をする。
腱鞘炎ほっておくとどうなるのか?
腱鞘炎を放っておくとどうなるか 腱鞘炎の初期症状で動かした際の痛みが見られますが、「これくらいなら大丈夫だろう」と放置してしまうと、腱と腱を覆う腱鞘の摩擦が大きくなってしまい、手首や指の付け根が腫れてしまったり、動かした際の痛みが増してしまったりしまいます。
腱鞘炎の注射後の痛みは?
腱鞘の炎症を抑える目的で、ステロイド+局所麻酔 の注射を行います。 注射を打つ場所は痛い指の付け根です。 注射は歯医者さんの麻酔注射くらいの痛みがあります(稀に当日から翌日くらいまで痛みが強くなることがあります)。 1回の注射で70〜80%の方が、1週間後くらいから症状が半減いたします。
腱鞘炎の初期治療は?
初期症状であれば患部を氷で冷やすことが効果的です。 凍傷を防ぐために、タオルなどに包んで患部に当てます。 また慢性的な腱鞘炎の場合は、患部を温めるという方法もあります。 温めることで血行が良くなり、痛みを発症させない効果があるとされます。