健康な成人での肩や首の痛みは、不自然な姿勢での長時間のデスクワークなどによる筋・筋膜性疼痛(いわゆる「肩こり」「首のこり」)が多いとされます。 この筋肉由来の痛みは、筋肉を動かす際、つまりは体を動かした際に増悪することが多いとされます。
肩こり 頭痛 なぜ?
そのメカニズムは、ひどい肩こり、つまり頭部や頚部の筋肉に過度な緊張が加わることで血流不足が起こり、頭蓋骨を覆う筋膜の感受性が増大し、痛みを感じる神経が刺激され、「頭痛」という症状となって現れるというもの。 つまり、頭から首、背中にかけての筋肉のコリやハリが、頭に強い圧迫感を伴う痛みを引き起こしているわけです。
肩こりの原因は?
首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、重く感じるのが肩こりです。 肩こりを引き起こす主な要因としては、筋肉疲労と血行不良、末梢神経の傷などが挙げられます。 それらの要因が単独、または、互いに関連し合いながら肩こりを引き起こします。
肩こりがひどいのはなぜ?
一言で肩こりといっても、その原因は数十種類もあり、人によってさまざまです。 そのなかでとくに多いのが「同じ姿勢」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」で、肩こりの4大原因とされています(※2)。 また最近では、肩こりと血圧の関連も注目されています。
肩こりはなぜ痛い?
肩こりは、筋肉がこわばることで、肩から背中にかけて、感じる不快な症状の状態をいいます。 その原因の1つが血行不良で、筋肉に沿って流れる血液の流れが滞ることで筋肉の老廃物が蓄積し、血管が圧迫され、痛みや筋緊張感といった肩こりの諸症状をもたらします。