角膜(かくまく) 目のいちばん前にある透明な組織で、レンズの役割を持ち、光の取り入れ口になっています。
角膜はどこにあるか?
1.角膜・強膜(かくまく・きょうまく) 角膜は眼球の前方にあり、血管の無い、無色透明な組織です。 角膜のはたらきは、光を眼球内に透過させて、光を屈折させています。 強膜は角膜とつながっていますが、透明ではなく白色をしており、眼球の白目の部分が強膜になります。
角膜の特徴は?
角膜の特徴としては, (1)血管のない組織(無血管組織)で,周囲の血管網と前房水と涙によって栄養をとっています。 また酸素は,ほとんど大気中からとっていますが,涙液からもとっています。 (2)痛覚,冷覚には非常にするどく,また痛覚は角膜中央部のほうが周辺部より敏感です。
水晶体 どこ?
カメラのレンズのように、ピントを合わせる水晶体 ヒトの目について 角膜は黒目の一番外側、その中に水晶体があります。 角膜と水晶体はよく似たはたらきをしていて、見える世界をゆがまないように光の屈折を調節して、網膜に映し出すという大切な役割を持っています。
脈絡膜 どこ?
脈絡膜 脈絡膜は強膜の内側にある部分で、色素が多いために黒く、瞳孔以外から余分な光が眼球に入らないよう、暗幕の働きをしています。 さらに、脈絡膜には血管が多く、眼球内に栄養を与える役目もしています。