結露(けつろ)とは、固体状態における物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮する現象のことである。 例:温度20℃・湿度50%の室内における露点温度は、9.6℃であり、壁や窓などの表面が、9.6℃以下の場所で結露が発生する。
何度で結露?
湿度80%の場合は気温差3℃で結露が発生 つまり、湿度が50%の場合は部屋の内外の気温差が約10℃で結露が発生。 一方、湿度が80%の場合は気温差たった約3℃で結露が発生する事になります。 つまり、湿度が高いと、屋内外の気温差が小さい時でも油断は出来ないんです!
窓 結露 何度から?
ガラスや窓枠が12℃以下になっていた場合、結露するわけです。
結露の露点温度は?
結露の始まる温度を「露点温度」と言い、その空間の相対湿度とモノの表面温度との関係で露点温度が決まります(図1)。 参考として室内温度、外気温、室内湿度の関係からそれぞれのガラスの結露が始まる点を表にしてみます(表1)。 室内気温25℃の場合で、ガラス内側に結露の始まる時の外気温を室内湿度60%と70%で比較してみます。
結露の理屈は?
空気が冷やされることで飽和水蒸気量が小さくなり、空気が含んでいる水蒸気量が飽和水蒸気量より多くなった時、水蒸気が液化(凝縮)して窓ガラスやグラスなどの表面に水となって現れます。 これが、結露のメカニズムです。