空気が冷やされることで飽和水蒸気量が小さくなり、空気が含んでいる水蒸気量が飽和水蒸気量より多くなった時、水蒸気が液化(凝縮)して窓ガラスやグラスなどの表面に水となって現れます。 これが、結露のメカニズムです。
結露 なぜ内側?
内部結露のメカニズム では、なぜ壁の中で結露が発生してしまうのでしょうか。 水蒸気をたくわえた湿った暖かな空気は、温度が低い方へと流れる性質があるため、冬は室内から室外へ、夏の場合は室外から室内に移動します。 このとき、壁面・床下・天井などから暖かい空気は出入りします。
結露するとどうなる?
表面結露はサッシやカーテンのダニやカビの原因になってしまいます。 放置してしまうとアレルギーや肺炎、アトピーの原因になってしまうので注意が必要です。 この他、金属製品も錆びてしまう危険があります。 また建物に内部結露が起こると基礎に使用している木材が痛んでしまいます。
暖房 結露 なぜ?
冬は暖房のついた部屋と外との温度差が大きいため、結露がひどくなります。 自然現象なので基本的に避けることができないため、定期的に拭き取ったり、日頃から結露が発生しないよう対策を講じる必要があります。
結露 何月から?
明け方の最低気温が10度を切る頃、東京でいえば10月の末ごろから、部屋の窓ガラスには「結露」と呼ばれる水滴が見られるようになり、春先まで頻繁に発生します。